紙加工ダイゲン

紙のプロの視点から生活の中で使われている紙にスポットを当てた情報を発信していきます。また、社内の取り組みから日常のことまで情報満載です!

製紙業界の動きについて
2011.12.15

日本製紙 トイレットペーパー

師走ですね。
営業、たかはし です。
今回はネタに困っているので、メーカーさんの商品を紹介させて頂きます。
~ここから~
いつも使っているコピー用紙や印刷用紙に表裏があるように
トイレットペーパーにも表裏があります。
私自身はあまりに気にせず使っていましたが、通常は巻いている外側(見えている面)が表で
反対の裏面は繊維が毛羽立っていて肌触りが悪いです。
表裏両面をなめらかにする技術がなかったために、各メーカーは紙の柔らかさを求めて研究を続けてきました。
そんな中、柔らかさの限界に近づく一方で「裏面を外にして巻き取って使う」など、メーカーの想定外の
使い方が2割程度いることが判明、30年来の懸案事項として再浮上したのが「表裏差問題」だったそうです。
新しい加工技術や生産ラインの改良など、いくつもの課題をくりあして大変な苦労の末に完成した
“どんな使い方をしても満足できるトイレットペーパー”
メーカーによると評判も上々のようです。
一度日本の製紙技術の素晴らしさを確認しながら使用してみては?

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