通常、紙を四角形以外の特殊な形に切り抜くときは、「木型」（抜き型）という専用の型を作って切り抜くため、小ロットでの作成は難しい場合がありました。
ですが、弊社にある「カッティングプロッター」という機械は、1枚からでも木型が不要でカットができるため、小ロットのご注文や試作のご要望にも対応することができます！
弊社のカッティングプロッターは、パソコン上で自分がデザインした形どおりにカッターが走り、好きな形に切り抜くことができる機械です。トムソンなどの抜き加工と違い、型を作る必要がないので、小ロットの製品の作成に最適です。サンプル用に1枚からでも作成が可能です。
印刷の際に特殊なトンボマークを印刷することで、機械が自動でトンボを読み込み、精度の高いカットをすることができます。
木やアクリル、プラスチックダンボールなどの硬い素材は、ドリルで削って型を切りとっていきます。ドリルの直径の関係上、鋭角に切り抜くことはできませんが、断面の仕上がりは非常に綺麗です。最大の厚みは25㎜までです。
Esko Kongsberg V20
ベルギー製のカッティングプロッターです。
紙を切るカッター以外にも、段ボールや厚紙向けのバイブレーションツール(刃を振動させてカットするツール)、木の板やアクリル板向けのミーリングツール(ドリルで穴を開け、削るツール)、スジ押し用のツールを備えており、様々な厚さの素材に適した加工を行うことができます。
最大 1750㎜×1620㎜
素材の厚みは0.18㎜程度以上であることが基本となります。それよりも薄いものに関しましてはご相談ください。厚いものは0.5㎜厚程度まではカッター、それ以上の厚みのものは適宜バイブレーションツールやミーリングツールを使用します。
お客様から支給の印刷物にカッティングを行う際、特殊なトンボの印刷をお願いしております。
印刷データ作成時に必ずお問合せください。
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